災害に備えた「太陽光ソーラー」「蓄電池」「電気自動車」

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こんにちは、鹿児島地区・出水地区の「丸久の家創り」住宅アドバイザイーのGakuです。

今回は、LIXILさんの資料を引用して「災害」の事について考えてお話しします。

2018年に起きた災害

昨年の2018年は、大きな災害被害が2件起こりました。

まずは、9月4日に四国に上陸、近畿地方を縦断した台風21号による被害。

台風21号の【日最瞬間風速】は、高知県室戸町室戸岬で「55.3m/s」、大阪府田尻町関空島「58.1m/s」で50m/sの風速を超えたそうです。

ネットで調べると、瞬間風速が50m/sを超えると、町の中の電柱や街灯が倒れたり、走行中のトラックが横転したりするそうです。

そして、電話ボックスや自動販売機が倒れたりする可能性があるとネットに書いてあります。

実際、数多くの車が横転している映像がながれていました。

現実台風21号では、風にタンカーが流されて、関西空港の連絡橋を破壊して、空港に取り残された方々が多くいらしゃいました。

※四国・近畿を襲った台風21号。

大阪のゴルフ練習場の風速計は、「瞬間風速80m/s」を超えたいたとテレビでやってました。

瞬間風速が80m/sですよ・・・(>_<)

また、その二日後の9月6日には、北海道胆振東部では、震度7の地震が発生しました。

この地震でも多くの場所で、山崩れが起き、多くの人命が奪われています。

また地震によって、インフラの遮断され、電気・ガスのライフラインが使えない事態が起き、多くの2次被害を出しています。

二つの大きな台風・地震だけでも多くの犠牲者を、財産の喪失を、生活の不自由さを与えています。

大地震が起きる確率

LIXIL・スーパーウォールの資料で、日本で今後大きな地震が起こる確率をマップで示します。

(引用:LIXIL・スーパーウォール)

上のマップで見ると、まだまだ日本では、大きな災害(地震)が起こる可能性は大きいと。

地震だけではありません、台風・豪雨・竜巻等もあります。

災害の事を十分に考慮して、我々は、家族の命を守る対策をしなければなりません。

我々丸久建設は、建設業社です。住宅・建築、そして土木と取り組んでいます。

その観点から、【家での災害への備え】を少しお話ししていきたいと思います。

家での災害の備え

■太陽光発電は災害時にも発電する

一般家庭でも活用されてきた太陽光ソーラー。

大きな地震・台風・豪雨などの災害時で停電した時でも、太陽光ソーラーの機器に問題がなければ、自立運転に切り替えて発電した電気が使えるようになります。

(※太陽光ソーラーですので、日中の天気には左右されます)

しかし、いつもの様に使えるのでなく、専用コンセントを使って、日射量に応じて通常最大1.5KWまでの使用となります。

あくまでの非常用電源の目的ですので、テレビやラジオの視聴、携帯電話の充電と、災害時の情報収集や連絡を取るのに役立ちます。

ここで、一般的な太陽光ソーラーを非常用電源として使う場合の説明します。

ほとんどの太陽光ソーラーには、太陽光ソーラーを抑制するパワコンがあります。

そして、そのパワコンに専用コンセントが付いていますので、そちらから電源を取る事になります。

発電状態であれば、自立運転に切り替えて通常最大1.5KW(AC100)までの電源が使用できます。

※注意事項

・自立運転の切り替えは、パワコンもしくは、操作モニターで行います。(機種によって異なります)
また、専用コンセントがパワコンに装備されていない機種は、別途専用コンセントを設ける必要があります。

・雨天や曇天時には発電量が不安定になるため、途中で電源が切れると故障のつながるデスクトップパソコン等の接続はお避け下さい。

・消費電力が1.5KW以下の機器であっても使用できない場合があります。いざという時のために、
ふだん使用されている家電製品で試されておくと安心です。

■いま注目されているのが「蓄電池」

太陽光ソーラーは、地震・台風・豪雨の災害時の天気にも左右するし、目的が非常用電源なので、使用電力も多くありません。

しかし、普段から発電した電気等を貯めることができ、災害時に利用できれば助かります。

それが、色々なメーカーも力を入れて発売している「蓄電池」です。

また、蓄電池は太陽光ソーラーと違う最大のメリットは「夜間も使える」ということです。

現在の蓄電池は、まだ電気容量やコストの問題がありますが、すでに自動車を動かすだけの電気を蓄電できる技術があるのですから、近い将来では快適に暮らすだけの電気を手軽に蓄電できるようになる日が来ると思います。

■非常用蓄電地の普及

台風・地震・豪雨等の災害時の停電時の備えとして、今注目をされているのが「非常用蓄電池」です。

メーカーや機種によって違いますが、2.3KWの容量があり、複数の機器を同時に使えるものまで発売されています。しかも、2時間半くらいでほぼ充電が完了する非常用蓄電池もあるそうです。

このような蓄電池は、災害時だけでなく電気使用が最大になる時(ピーク時)に使用することで、節電にも効果があるとして、一般住宅にも普及が期待されています。

■電気自動車の電気

いよいよ、電気自動車が活躍する時代が近づいて来てます。日本のメーカーや、外国のメーカーの開発にしのぎを削っているようです。

自分の家で充電して、車を運転できる未来の生活が現実のものと。

そんな電気自動車の大容量バッテリーに蓄えた電気を活用して、災害時等の停電などの家庭用電力として使用できるシステムが開発されています。

一般家庭の消費電力の約2日分に相当する電気を電気自動車で使えるとのことです。

災害時の備えとして、大変役に立ちますね。

このように、太陽光ソーラーと蓄電池を併用する事で、地震・台風・豪雨の災害時の備えとして大いに力を発揮します。また、災害時だけでなく、日本のエネルギー問題に関係する「省エネ」の観点からの大きな成果が生まれる事は説明するまでのまりません。

災害の備えとして、災害が現実発生してからではどうに対応できません。

災害前の平時からの災害の事を考え、災害に対する備えが、あってはならないもしもの時に役立ちます。

今すぐ、災害時の備えをしっかりと準備しましょう!!

家。庭づくりアドバイザーGakuでした(^^)/

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