健康を害するカビ・ダニを増やさない為の2つのポイント

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まず、健康に害を与えるカビ・ダニの増殖につながる、結露や湿気についてお話しします。

空気は温度が高いほど多くの水蒸気量を含むことができ、温度が低いほど空気に含むことができる水蒸気量は少なくなります。

たとえば、温度20℃湿度50%の空気が9.6℃まで冷やされていくと、水蒸気を含みきれなくなり水滴となって現れます。

これが結露であり、冬の結露が多いのは、空気の温度が低くなるからなのです。

家の中の湿気の原因は、

○石油ストーブ・ファンヒーター

○加湿器

○洗濯物の室内干し

○水槽・観葉植物

○お風呂場での水使用

○キッチンでの水使用

カビ・ダニが繁殖する条件は、

○カビの場合は20~30℃の室温と70%以上の湿度

○ダニの場合は20℃以上の室温と60%以上の湿度

と言われてます。

家の中には湿度を上げるさまざまな原因があるので、換気にも十分注意する事が必要です。

では、カビやダニの原因である結露や湿気を防ぐためには、どうしたらいいでしょう?

結露・湿気を防ぐ2つのポイント

ポイント1.家の「気密・断熱性」を高める。

カビやダニの増殖につながる結露や湿気を防ぐには、室内の温度と湿度のコントロールが決め手になります。

そのために重要なポイントが家の気密と断熱。

気密と断熱を高めることで、外からの熱(暑さ・寒さ)や湿気の影響を受けにくい住空間をつくることができ、温度や湿度がコントロールしやすくなるのです。

ポイント2.「計画的な換気」を行う。

カビやダニの増殖を抑えるためには、適切な換気や通風を行うことが大切です。

家の中の空気のよどみを少なくすることで、花粉やハウスダストの滞留による空気の汚れを防ぐことができ、より健康に暮らせます。

室内の温度や湿度をそのままに効率よく換気できる、「計画換気システム」の利用も効果的です。

まとめ

以上のように高気密・高断熱・高換気は、アレルギーの元であるカビやダニの発生を防ぐのに効果的なのです。

更に、温度変化によるヒートショックの健康対策にも効果があります。

家族の健康を考えると大切なことではないでしょうか?

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