
■建物の形状と断熱性能とイニシャルコスト
断熱性能については、
熱が逃げる窓や壁の面積が小さいほうが高性能になります。
上の画像の3つの建物だとシンプルな家(24面)が一番性能が高く、
凸凹①(28面)・凸凹②(34面)の家を同じ性能にしようとすると、
より高性能なサッシや断熱材を使わないと同じ性能にはならないのです。
そして、イニシャルコストを計る坪単価について考えてみましょう。
実は建築費は建物の形状により大きく左右されます。
ここにある3つのパターンはすべて同じ面積ですが、建築費は異なります。
外壁や屋根の面積が少なくなれば建築費は安くなります。
一番効率のいい建物は正方形で総二階に近い建物です。
同じ面積でも凸凹があったり、平屋だったりすると建築費が高くなります。
■建物大きさ
次は建物そのものの大きさについてです。
子供部屋をつくったけど、子供が家を出ていき
夫婦二人になってからこんな大きな家は必要なかった・・・。
と気づいてももったいないですよね。
私たちが提案したいのは、
子育てももできて将来も困らないコンパクトな家の提案です。
コンパクトな家は冷暖房効率が高く、
建築コストも抑えることができます。
■まとめ
無理をして、大きめの家を建てられたり、
デザインを良くするために凸凹のある家を建てるよりも、
長期のライフスタイルを考えたコンパクトな大きさで、
外観もシンプルな形で建てられた方が、
健康・快適・省エネにつながる事がご理解できたと思います。
また、コンパクトで凸凹ない家づくりで、
抑えた工事費で「お庭・ガーデン」を充実させた方が、
デザイン的にも映えてくると思います。
建物の大きさに関係する参考ブログ:※「子供は子供部屋で育たない」
〇鹿児島県・出水市で注文住宅の家づくりを考えるなら「丸久の家創り」まで
https://www.marukyu-hanacoco.com/