快適な風呂に入るための、カビ除去方法と3つのカビ対策

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梅雨があけて気温もあがり今年もムシムシする季節が来しました。
そんな中、きれいに使っていたお風呂でこんな経験はありませんか?

・換気扇を回しているのにカビがはえた。
・窓をあけて風通しよくしていたのにカビが生えた。
・毎日掃除をしているのにカビが生えた。

これらは、だれもが抱えている問題だとおもいますが、
これにはいろいろと原因があります。

その原因を知る事で、問題解決やきれいな状態を保つ方法にお役にたちます。

カビって!

カビは、一種の植物になります。(キノコの親戚)

布・皮革・紙・タイルの目地・畳・壁など生活環境のいたるところに存在しています。

カビの胞子は目にする事はできません。

カビの胞子から糸のように伸びた菌糸が集合したものを、日ごろ目にすることができるカビです。

 

その中でも、お風呂に生息するカビは大きく分けて3種類です。

・クロカビ

お風呂での代表的なカビです。

お風呂の様々なところに発生して、増えると一番やっかいなカビです。

しかも、乾燥に強くアレルギーの原因にもなるカビです。

 

・アカカビ

お風呂で赤く見えるカビは、厳密にはカビではありません。

赤色酵母(ロドトルラ)という酵母菌の種類です。

匂いはないのですが、ヌメリの原因となっています。

・アオカビ

他に比べて発生量は少ないのですが、カビのニオイの原因はアオカビです。

カビの原因(発生条件)

カビの繁殖条件に必要なのは、4つあります。

・温度

発生しやすいのは、20℃~30℃です。特に25℃前後になると活発になります。

但し、30℃以上になると発生は衰え始め36℃以上では発生が殆どとまります。

 

・湿度

空気中の水分が多いほどカビは発生します。空気中の相対湿度が80%以上で生えるカビが殆どです。

 

・酸素

カビには、酸素が不可欠です。

カビの菌糸や胞子が素材の表面に生えるには酸素が必要だからです。

菌糸を素材内部に伸ばすのは栄養を得るためです。

 

・養分

カビはタンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪、無機塩類等でできています。

これらの物質となる栄養物を外から自力で摂取しなければなりません。

また、植物に属しても光合成はできませんので、有機物質を必要とします。

但し、ビタミン類は自力で合成できます。

と、難しくかきましたが簡単に言うと汚れやホコリです。

 

カビでの健康被害

カビの種類は数万種類あるとされていますがその全てが人体に被害をもたらす訳ではありません。

酵母や麹菌もカビの種類で、食品を発酵させるうえで必要なものもあります。

その反面、悪影響をあたえるカビもあります。

先ほど、上記で紹介しました「クロカビ」このカビは主に皮膚病の原因になる場合があります。

カビは免疫力の弱った体にてきめんに打撃をあたえますので、それによって様々な病気や感染症を引き起こす事もあります。

 

カビが原因で引き起こす病気は大きく分けて3つあります。

 

・アレルギー疾患

カビの胞子吸い込む事でアレルギーを引き起こし、主に気管支炎喘息や鼻炎などが引き起こされます。

多くの症状は風邪のような症状で「熱はないのに咳が止まらない」や「微熱があり咳が止まらない」などが、実はカビが原因だったなんて事も。

アトピー性皮膚炎も同じでアレルギー疾患に分類されます。

 

・感染症

カビが体の組織に取り付いて引き起こされる症状の事です。

常在菌といわれるカビが原因で、こちらも免疫力が低下したときに症状があらわれます。

代表的な症状は、ニキビ・水虫・タムシなど赤みやかゆみの湿疹がでるものが殆どです。

多くの方が悩まれている疾患です。

 

・カビ中毒

カビが食品に生えることで、カビ毒をつくります。

それを体内に入れることで、嘔吐や下痢などの食中毒をひきおこします。

が、長期に断続的に摂取しなければ問題はありません。

 

中には発がん性をもつカビ毒があります。

「マイコトキシン」というものです。

こちらのカビは、天然物の中で最強と言われている発がん性を持っているため、慢性疾患からのがんにつながり、肝臓や腎臓に障害を起こすことがあります。

 

この様に現代のアレルギー疾患は、昔はあまりなかったような気がします。

 

お風呂でのカビ対策

本当にお風呂のカビは嫌になります。気が付くとすぐに繁殖をしています。

その簡単な対策として3つお教えいたします。

1. 使い終わったら、お風呂のお湯を抜く

お風呂に入り終わったら、浴槽のお湯を抜いて換気をしてお風呂の中をよく乾燥させましょう。

お湯が残っている場合は、必ずフタをしてください。

 

2. シャワーをかける

カビは皮脂や石鹸カスを栄養にして繁殖をするので、お風呂に入ったら身体を洗った場所や壁などに冷たい温度でシャワーをかけて洗い流しましょう。

また、この時に熱めのシャワーで流してから冷水をかけると特によいでしょう。

熱い温度のシャワーの後冷たいシャワーをかける事により湿度を一気に下げる事ができ、乾燥しやすくなります。

しかも熱いシャワーの方が皮脂や石鹸カスなどの油汚れも落ちやすくなります。

 

3. 換気をする

シャワーで流した後、最低でも3時間以上は換気扇をまわしてください。

その時に注意が必要で、みなさま換気扇をまわす時に窓を開けがちですが、この行動はナンセンス(無意味)です。

窓がある場合は、換気扇を停止した後かお風呂の水滴がなくなった後に開けてあげると良いです。

床の水滴がなくなるまで、しっかりと乾燥させてください。

 

ポイントとして

ひと手間加えるだけでより一層お風呂のカビ発生を抑制できます。

それは身体を拭いたバスタオルなどでお風呂の水気をふき取りを行ったり、水切りワイパーで壁や床の水滴を少しでも減らし乾燥する時間を短縮させる事で、お風呂のカビもですが清潔や綺麗さも長続きします。

 

以上3つのことを日々心がけていれば、何もしないときに比べれば、断然に違いがあります。

カビ予防には、これが一番です。

 

カビ取りの方法

カビの予防は理解できました、それでは生えてしまったカビはどの様にしたらいいのか!

 

1. 市販のカビ取り剤

長く放置された黒カビは、奥深くまでカビが入り込んでいる状態なので、表面にカビ取り剤を塗るだけでは綺麗になりません。

カビ取り剤を塗ってから、サランラップをかぶせて密閉してください。

その状態で約1日放置すれば、カビ取り剤の漂白成分が奥深くのカビまで浸透します。

 

それでもダメな場合は、徹底的に排除しましょう!

 

2. ミョウバン

消臭効果など、様々な分野で何かと注目を集めているミョウバン水。

これが、カビ取りでも良い仕事をしてくれます。

・ミョウバン : 50g
・水     : 1.5L

この分量で混ぜ合わせ、2日間ほど冷蔵庫に放置し完全に溶かしてください。

水が透明になっていれば完成です。

スプレーボトルに移し、カビに噴きかけてください。

3時間ほど放置してから、水で洗いながしてください。

 

これでもダメな場合は、最終手段として

 

3. 重曹

ミョウバン水が効かない場合は、最終手段として重曹になります。

重曹は研磨効果が高いため、そのまま使うと場所、材質によっては傷がつく恐れがあります。

そこで、重曹もミョウバン同様に水に溶かして使用します。

・ぬるま湯(37℃):1ℓ
・重曹      :大さじ4杯

重曹は水だと溶けにくく、お湯だと泡立ってしまうので、ぬるま湯がおすすめです。

完成した重曹水はミョウバン水同様スプレーボトルに移しカビに噴きかけ3時間放置してください。

その後、歯ブラシなどでゴシゴシ擦れば完了です。

ミョウバン水と違うところは、ここです。必ず擦ってください。

そうすれば、カビを落とす事ができます。

 

しかし、上記カビ取りの説明は浴室の壁や床のカビ取り方法であり隅のゴムパッキンのカビ取りの方法ではありません。

ゴムパッキンは別の方法になります。

 

ゴムパッキンのカビ取り方法

こちらは、市販で販売されているゴムパッキン用のカビ取り剤を使用してください。

ジェル状なので、通常のカビ取り剤とはちがい、下に垂れずにカビにしっかりと密着します。

しかし、これを塗っても落ちない場合は、上記のカビ取り同様にラップを使用します。

頑固な黒カビの場合には、以下の手順で進めましょう。

1. ゴムパッキン用カビ取り剤を塗る

2. その上にキッチンペーパーを被せます

3. さらにその上からカビ取り剤を塗ります。

4. 最後にラップで密閉します。

5. 半日放置

 

この工程を3回繰り返せば、どんな頑固なカビも間違いなくとれます。

カビの無い、快適なバスタイムを楽しみましょう。

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