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地鎮祭の前に知っておきたい5つのポイント

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新築住宅を建てる際に行う、『地鎮祭』。
『起工式』と呼ばれる場合もあります。
前回の記事で地鎮祭のメリットをお話ししましたが、今回はその流れをご説明していきます。

この『地鎮祭』とは何か?そして、何をするものなのか?
そもそもの由来は何なのか?準備する物は?
そう何度も建てる事はないので、『実はあまり内容を知らない』という方も多いと思います。

 

その1 まず、『地鎮祭』とは何か?

建築で、基礎工事にかかる前に土地の神を祀り(まつり)、工事の無事を祈る祭事の事です。
地鎮祭は、「とこしずめの儀」、「安全祈願祭」等とも呼ばれます。
これには、神式と仏式とあります。
建築場所におられる「土地の神様」を祀って工事の無事を祈る儀式の事です。

 

似たような言葉の中に『起工式』という儀式もあります。
これは、公的規模の建造物を建てる際に言います。
土地の神様を祀り、安全を祈願する意味では、呼び方が違うだけで、同じ祭事です。

 

その2 そもそもの由来は、なんなのか?

地鎮祭の由来は、日本で最も古い書記「日本書記」にも記録されています。
西暦691年(持統天皇五年)の十月二十七日に「使者をつかわせ新益京に、地鎮の儀をさせられた」記録されています。
では、どのような神様を祀るのでしょうか?
一般的に祝辞に登場する土地の神々は、

・産土大神(うぶすなのおおかみ)

・大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)

・埴安姫大神(はにやすひめのおおかみ)

・屋船大神(やふねのおおかみ)

この四柱が多いとされています。

では、この神々はどのような神々なのでしょうか?

 

産土大神(うぶすなのおおかみ)
そのひとが生まれた土地を守る神様です。
その土地で生まれた人の一生を見守ってくださる存在と考えられています。
「この土地へ引っ越しますが、これからも宜しくお願いします。」を自らの守護者にお願いする意味を込めています。

 

大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)
建築する場所(土地)を守護する神様です。
家を建築する際に「ここに建てさせて下さい」とお願いするのは、この大地主大神です。

 

埴安姫大神(はにやすひめのおおかみ)
埴土(粘土)の女神で、陶器の守護神ともいわれます。
現在の住宅では、あまりなくなりましたが、土壁の住宅などを建築する際にお願いする女性の神様です。

 

屋船大神(やふねのおおかみ)
古くから御殿を守護する神と考えられてきた木の神様と草の神様です。
木の神は、久久能智命(くくのちのみこと)で
草の神は、草野比売神(かやのひめのかみ)の事を指します。

 

その3 地鎮祭の時に準備するの物は、何が必要なのか?

 

―住まい手様に準備していただくもの―
1、米(5合程度)
2、塩(1袋)
3、神酒(清酒、焼酎)1升
4、尾頭付の魚(鯛)
5、山の幸(野菜)3~5種類 ※大根、人参、茄子、キュウリ、キャベツなど
6、海の幸(昆布、スルメなど)
7、果物3~5種類 ※りんご、みかん、バナナ、梨など。
8、初穂料(相場2万円程度)

 

―施工業者が準備するもの―
・竹、杭(4本)、縄
・しば
・鍬、鋤
・杯
・砂
・水
・テント
・机、椅子
・紅白幕

 

―神社にご用意いただくもの―
・祭壇(式台)
・榊(ひもろぎ用、お祓い用、玉串用)
・鎮物
・紙重(しで)
・三宝

 

これらの物は、全て神様を迎えるにあたって必要な物です。

それでは、どのような内容なのか?
流れを見てみましょう。

その4 祭事の流れ

・修祓(しゅばつ)
神前で祓詞(はらいことば)を奏上して、大麻(おおぬさ)で祓い清めます。
簡略した言い方をすれば、「参列者のお祓い」です。

・降神(こうじん・こうしん)
神地鎮祭の神様達を神籬に招きします。

 

・献饌(けんせん)
神前にお供え物をします。

 

・祝詞奏上(のりとそうじょう)
神前に工事の安全を願って祝詞を奏上します。

 

・四方祓(しほうばらえ)
敷地の四隅と中央を祓い清め、お供え物をして土地の安全を願います。

 

・地鎮の儀(じちんのぎ)
住まい手様、施工者が初めてその土地に手をつける意味であり、三役で行います。

 

地鎮の儀(じちんのぎ)の流れは?

誰かが一人でやるのではなく、設計担当、施主様、工務店の代表。この三役が行います。
まず、円錐形に砂で綺麗に作られた山に草を立て、設計担当者斎鎌(いみかま)で草刈りの真似事を三回行います。

 

次に、斎鍬(いみくわ)で鍬入れの真似事をします。
これは、施主様の役です。
「えい!えい!えい!」と大きな声で三度目に鍬で山を崩します。
この時も「えい!」は繁栄のえい!と言われますので、大きな声で行いましょう。

 

最後に、斎鋤(いみすき)で鋤入れの真似を三度行います。
この儀は、施工業者の代表者の役となります。

 

・玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串は、工事が無事に完了する事を願って、その心を神様に捧げる儀式です。
住まい手様、そのご家族様、施工業者が各々行います。
その流れについても、ご説明します。

1、まず、一礼して縄で仕切られている領域内に入ります。
そこで、もう一度一礼します。

2、玉串に「無事に家を建てさせて下さい」と事故がなく工事が完了する事と家内安全を祈念し、神棚に玉串をお供えします。
そして、二度、お辞儀をします。(二礼)

3、両手を合わせます。
合わせた右手を少し下にずらし、ずらした状態で、二回手を打ちます。(二拍手)

4、ずらした手を元に戻します。
神棚に向かって一礼します。

6、そのまま後ろに下がり、縄の領域(中から)出ます。
一礼します。

と、基本的には入る時と出る時に礼をして、二礼二拍手一礼という流れになっています。

先程もお話しましたように、地域などによっても違いはありますが、神社とお寺でも作法は違います。
ですから地鎮祭を行う際には、建築を依頼した工務店さんに事前確認しておきましょう。

・撤饌(てっせん)
お供え物を下げます。

・昇神(しょうしん)
神籬にお招きした神々にお帰りいただきます。

・神職退下(しんしょくたいげ)

以上が地鎮祭の流れになっています。

その5 まとめ

地鎮祭とは、「これからここに住まわせて下さい」「安全に建てさせて下さい」と神様にお願いする祭事という事が、ご理解いただけましたでしょうか?
地鎮祭を執り行う前に、その流れを一度把握して祭事に臨みましょう。

それでは、無事に新築住宅が着工、完成しますよう心から祈念致します。

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