
「家づくり失敗・成功・良かった事・悪かった事など」の第2弾ブログ。
実際の家づくりを体験された方の、「生の声」をご紹介いたします。(^^)/
家づくりにも、色々な意見・考えがありあす。これから家づくりを考えられている方の参考になればと、モニターいたしました。
今回はB様事例です。
【マンション暮らしから家づくりする方必見!】
〜マンション暮らしでは気付かない、一軒家の意外な落とし穴(B様事例)~
注文住宅で自宅を新築しました。
今年の11月で入居して1年が経過しました。注文住宅ですから間取りにはこだわりました。
私たち夫婦は共働きのため、家事動線にこだわり間取りを考えました。
設計士さんのアドバイスはもちろんのこと、自分たちでもネットで情報収取したり、住宅展示会などに出向きました。
最近の流行りなのかシューズクローク・パントリーなど、目的に応じた収納スペースを取り入れているモデルハウスが多かったです。
たくさんの事例を見たので、「我が家の間取りに失敗はない!カンペキ!」と思っていたのですが、実際に住み始めると「ああすればよかった」「この部屋の使い勝手がイマイチ」など・・・出てくるんですよ・・・
あの時はそれがベストだと信じて疑わなかったのですが。住んで一年経って気づいた後悔点をご紹介します。
これから家づくりをなさる方の参考になれば幸いです。
■後悔1「寒い」
費用がかかっても洗面所・脱衣所に床暖房をつければよかった。
一戸建てはマンションに比べて寒い!
特に、冬は床から冷気が伝わり寒いです。建築士さんに「洗面所・脱衣所にもオプションですが床暖房をつけれますよ」と提案されましたが費用の面から却下しました。
当時はマンション暮らしでしたので「脱衣所が寒い」なんて思ったことがなく、全くノーマークでした。
今は脱衣所を温めるためにファンヒーターを買い使用しています。
空間はあったかくなりますが、床が冷たい。床暖房があれば丁度よかったな、と後悔しています。
■後悔2「洗濯物干すスペース」
洗濯ものを干すスペースをもっと工夫すればよかった。
共働きのため洗濯は夜にする派です。どこで洗濯物を干すか?を考え、部屋干し専用のスペースがあれば便利と思い、家事動線的にも洗濯機のある洗面所近くにフリースペースを作り洗濯干し専用ルームにしました。
空気の流れや風の通り道を考えて窓も設置しました。
これで室内干しでもよく乾く、と思っていたのですが・・・
日中は会社に行くので家は戸締りし、窓を開けて出かけるなんてできないわけで・・
建築士さんに相談したところ「洗面所に24時間換気のファンを設置すれば問題ないかと思います」とのことでしたので、まぁ大丈夫かな、と思ってました。
「今住んでるマンションも24時間換気がついていて、どの部屋に干してもよく乾いてるし、大丈夫」と思ってました。
実際に暮らしてみると・・
乾き具合が悪いです。
夏は大丈夫でしたが、冬は無理でした。
生乾きになってしまうので、部屋干しルームは夏のみ稼働です。
ちょっと勿体無いスペースになってしまいました。
部屋干し派の方は「どこに干すか」「その場所で1年を通して洗濯物が乾くのか」「窓を閉めていても換気できるか」を検討する価値ありです。
ちなみに、マンションについてる24時間換気と、一軒家の24時間換気の威力はかなり違います。(うちのがしょぼいのかもしれませんが)
いかがでしたでしょうか。実際に住んでみないと分からないことも多いですが、個人的には新築一軒家の完成を夢見ながら間取りを考える事はとても楽しい作業でした。
失敗も愛すべき我が家です。
たくさんの事例をみて素敵な家づくりをなさってください。
■まとめ
マンション暮らしから一軒家を建てられたB様。
後悔1は「一戸建て住宅の寒さ」です。特に洗面所・脱衣所の寒さをあげられています。この家族deはなまるブログでも何度と取り上げている「住宅の寒さ」。床暖房の必要性を書かれていましたが、もっと根本的な建物内全体の暖かくする事も大事だと思います。
室内間の温度差の解消が、浴室・脱衣室で起きる、死亡事故にも繋がる「ヒートショック」に対する一番の対策だと思われます。
後悔2は、「洗濯物を干すスペース」ですが、現在のプランニングではこれは大事な要素になってきています。特に部屋干しされる方にとっては。
家事導線をしっかりと考えたプランニングが必要ですね。また、24時間換気の事にも触れられていましたが、暖かい家(高気密・高断熱)と24時間換気システムは重要な相互関係にあります。しっかりとした「換気計画」が必要になります。
B様も最後に書かれていますが、「たくさんの事例をみて素敵な家づくりをなさってください」
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