住宅と健康との関係について、日本と欧米の考え方の違い

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今回は「住宅と健康」について考えてみたいと思います。

健康にとって大切なことは何でしょうか?

ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、PPK(ピンピンコロリ)モデルとNNK(ネンネンコロリ)モデルの健康生活、どちらが良いですか?

 

元気に長生きし、病まずに天国に行く「PPK(ピンピンコロリ)」。

それとは反対の、体を壊し寝たきりになって最後をむかえる「NNK(ネンネンコロリ)」

あなたはどちらの人生を選びたいですか?

長寿の国である日本人としては、やはり元気に健康で長生きしたいものです。

では、健康を維持するには、何に注意すれば良いのでしょう。

運動?食生活?ほかに大切なポイントはあるのでしょうか。

 

日本と欧米の健康推進の違い

1.日本では

日本では、元気に健康で長生きする為に「メタボ予防」を行っています。

①適度な運動のすすめ

ウォーキングなどの適度な運動は、血圧の上昇を抑え、エネルギー代謝も良くなり肥満も予防。

血糖値を下げる効果もあります。

②食生活の改善

メタボを予防するためにも、野菜不足と塩分の取り過ぎに注意して、バランスのとれた適量の食事を1日3食きちんと取りましょう。

政府としても単なる長寿ではなく「健康寿命」を延ばすことをめざして「適量な運動」と「食生活の改善」をすすめ、メタボ予防にも力を入れています。

運動と食生活は健康維持の重要なポイントであることは間違いありません。

2.欧米では

欧米では、国民の健康維持のために住環境を重要視しています。

それは「住宅と健康」が密接に関係してるからなのです。

たとえばイギリスでは副首相府・英国建築研究所が開発した住宅の健康安全性を評価するシステムがあります。

そして、リスクの高い建物には改善命令が出されるのです。

チェック項目は、温湿度や有害物質・防音・騒音・感染症対策・家内事故対策など29の項目におよびます。

そこまでして、国民の健康を維持するために住環境の整備に力を注いでいるのです。

 

まとめ

このように欧米では、住宅と健康の関係性を理解して、国策として取り組んでいます。

日本も省エネとしての高気密・高断熱・高換気は国策としての取組んでますが、健康面での捉え方がまだまだのような気がします。

しかし、住宅と健康との関係については、大きな関係があることが国内でも研究・調査の結果で証明されています。

高気密・高断熱・高換気の家は、健康につながるという事が、証明されています。

ぜひ「住宅と健康」の関係性も理解し、家族の健康を考えていきましょう。

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