キッチンの間取り造り3つのポイントと5つの配置パターン

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家づくりの工程でワクワクする間取りを考える時間。

キッチン部は毎日多くの時間を費やす場所なので、気持ちよく作業できるように配置したいものです。

特に料理作りに時間をかける家庭では、キッチンに立ちながら、家族と会話ができる配置が好まれます。

しかし何に注意して、どんな事をイメージしてキッチンの配置を考えたらいいのでしょうか?

今回は、キッチンの間取りを考えるポイントと配置パターンを知ったうえで、進めていくと納得のいくキッチン配置ができることでしょう。

キッチンの間取り造りを考える3つのポイント

ポイント1.居心地よい場所に

家族が長い時間を過ごすキッチンとダイニングは、セットに考えて一番居心地のいい場所にしたいです。

キッチンは、家事の内で一番時間を費やす場所かもしれません。

料理をしている間、目の前の壁タイルしか見えなかったり、窓があっても隣家の壁が迫ってては楽しくないですね。

一番居心地のいい場所を考えて計画することをお勧めします。

ポイント2.家族と会話

家族の様子を見ながら料理をしたり、家族と会話をしながらお茶を入れたりするには、ダイニングやリビングに向き合う対面キッチンが有効です。

家族との会話がしやくす、楽しく料理できそうですね。

特に小さいお子様がいる場合は、様子をみながら料理ができるので安心です。

ポイント3.家事動線

食事作りと並行して家事仕事をこなす場合も多いと思います。

キッチンから洗濯など他の仕事場が遠いと、毎日のことなので大変です。

毎日、どんな流れで家事仕事を行うか想像して楽な動線で間取りを考えることも大切です。

一般的にキッチンの近くにあると便利なスペースとしては、洗面所、脱衣所、浴室、勝手口、洗濯物干し場など。

全てを廻りに配置できませんが、どれを優先するかライフスタイルを考えながら間取りを考えましょう。

次に、既存住宅のキッチン配置のパターンについて説明します。

6つのパターンに分かれますが、それぞれメリットがあります。

それぞれを知ることで、これからのキッチンの配置検討に役立つと思います。

キッチン配置の5つのパターン

パターン1.独立型キッチン

キッチンの生ごみ、臭い、油、煙、水はね等を考慮して、ダイニングやリビングからきっちり区切ったキッチン室です。

お客様が来ても、プライベートなキッチンを見られることがないので、片付けが出来てなくても安心。

食器棚や冷蔵庫、食品庫も兼ねる事が多いです。

パターン2.対面型キッチン

現在、最も多いのがこのタイプです。

キッチンでの作業が孤立せず、家族への目配りができます。

また、手元の汚れ物も隠せます。

パターン3.平行型キッチンとダイニング

リビングに対しては対面、ダイニングとは横に並ぶ配置関係のキッチン。

食卓まで一直線なので、配膳や後片付けが楽です。

食卓に座る誰もがキッチンに入りやすく、お手伝いしやすいキッチンです。

パターン4.キッチン+カウンターテーブル

シンクキャビネットにつなげて、カウンターを設けたキッチン。

朝早く出かける子供に朝食を食べさせたり、主婦が1人で昼食を済ませたり、遅く帰る夫の夜食を用意しておくのも、このテーブルがあれば便利です。

大型のカウンターを造れば、ダイニングテーブルも兼ねる事ができます。

パターン5.仕切れるキッチン

キッチンスペースと、ダイニングやリビングと間仕切り戸等で完全に仕切ることができるタイプ。

壁付けキッチン、対面キッチン、とちらも対応できまます。

間仕切りオープン時は、ダイニングやリビングと合わせて大きな空間を楽しめ、友人やお客様があったときは、キッチン部を間仕切ることで、プライベート部分を隠すこともできます。

上記のように、キッチンはいろんな配置方法があり、配置の仕方によって、メリットが異なります。

これからのライフスタイルに合わせて、何を重視するか優先順位を決めましょう。

その要望を、家づくりの依頼先にぶつけてみましょう。

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